Do it your self 住まいのアイデアファイル

ふだんの暮らしが
もっと好きになるコツ教えます。

Home > コラム > 住まいのアイデアファイル > 断然使いやすくなる!リビングのゾーニング術

断然使いやすくなる!リビングのゾーニング術

リビングは家族全員が使う場所だから、散らかるのは仕方がないと思っていませんか? 実は何をどこに、どう収納するかでリビングのスッキリ具合は変わります。用途別にモノを配置することを「ゾーニング」と言いますが、これをきちんと行うことで、動線に無駄がなくなり、お片づけもスムーズにできるようになります。

photo

最優先すべきはバルコニーへの動線

photo

最初に確保するのは、リビングの入口からバルコニーまでまっすぐ歩ける通路です。ここに家具やものがあると、毎日の洗濯物を干す動線が長くなり、ストレスがたまります。この通路がすべての基準になるので、家具など何も置かないようにしてください。風の通り道にもなるので重要なゾーンです。

ダイニング回りはテーブルで作業するものをまとめる

食事のほか、ここでお子さんが勉強したり、親が学校への提出物の記入など書き物をするというご家庭が多いです。ここでよく使うモノは、使う人別にボックスにまとめます。その他PCや家事コーナーもダイニングのそばにすると、動線が短くなります。

photo

ソファまわりはいつもどんな風にリラックスしているかを考えて

ソファまわりは、家族のくつろぎ方を考えてゾーニングを。家族みんながお風呂上りにここでくつろぐなら、爪切りや綿棒、耳かきなどをまとめてソファ周りに収納します。これらは生活感があるのでケースにまとめ、ソファ横のチェストなどにしまっておくと、ワンアクションで取り出せ、片づけも楽です。
小さいお子様がいらっしゃるお家では、ソファのそばをプレイゾーンにするのもおすすめです。インテリアの中でも浮かないデザインのおもちゃ箱を設置すれば、ソファでくつろぎながら、遊ぶお子様を見守ることができます。

photo

テレビの周りの空間は壁面収納で有効に活用する

DVDやゲーム機、ゲームソフトなどは出しっぱなしだと、ホコリも付き、雑然とした印象になります。壁面収納タイプのテレビラックなら、テレビに関するこまごましたアイテムをすっきり収納できます。お手頃な価格でセミオーダーもできるので、家の雰囲気とサイズに合うものを選ぶのもおすすめです。
テレビの両サイドに棚があり、棚が可動できるタイプが使いやすいです。よく使うモノの高さに合わせて棚の位置が変えられますし、テレビ横なら取り出しやすく、戻すのも簡単なので、いつも片付いた状態を保てます。

家族がどこで何をするかをよく思いだし、それに必要なものは何だろうか。必要なものはどう収納したら出しやすいか、ということを考えることが大切です。

※コラムの内容や掲載商品は執筆時の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認ください。実施する際は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。

【インブルーム株式会社  中山真由美】
野村不動産における各種イベントにて「整理収納セミナー」開催実績多数。TV、雑誌等メディア出演多数。野村不動産グループカスタマークラブにてお片付けサービス(プレシャスデイズ)を実施しております。