残暑厳しき折、35度を超える気温のニュースにもさほど驚くことはなくなりました。
そんな中、環境省が推奨している夏の室温は28度です。28度でも暑いと感じる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、快眠へ導く寝室にするポイントをご紹介いたします。
寝苦しい暑い夜になってしまうのは、昼間の強い日射熱が原因
窓の外側で遮る方法
窓自体で日射熱を防ぐ方法
窓の内側で日射熱を防ぐ方法
快眠を促すベッドメイキング
目覚めのよい朝を迎えるためには、ベッドメイキングは重要なポイントとなります。
寝具を夏仕様に替えるだけでも、睡眠の質は高まります。
吸湿速乾、接触冷感の敷パッドや吸汗性の優れたベッドパットを重ねると、ベタベタとした汗を感じることなく、気持ちよく寝ることができます。
また、寝具カバーにも配慮を。直接肌に触れるものなので、涼感効果が大きいです。
シャリっとした感触のリネンや、やわらかく心地のよいガーゼなど、お好みの素材を探しましょう。
吸湿性や通気性が高く、サラリとしていて肌触りのいいものを選ぶようにしてください。
選ぶ際には、ブルー系がオススメです。寒色系は涼しげで、暑さをやわらげてくれます。白を基調にすると清潔感が増します。
また、枕やシーツにミント系の香りをスプレーして、爽快感をプラスすることができます。ただし、ご使用の場合は控えめに。あまりに刺激が強すぎると、かえって睡眠の妨げとなります。ほのかに香る程度にスプレーするのがコツです。
いかがでしたでしょうか。実は、居心地のよい寝室にするためには、さらにもうひとつ重要なポイントがあります。次回、そのポイントについてお伝えいたします。
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〈監修〉Yuu[本名:尾間紫]
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。