4Kや8K、有機ELなどテレビは更に高性能になり、サイズは大型化しています。そこで我が家のリビングでテレビを快適に見るためのレイアウト方法をご紹介します。まずは大型テレビを見るにはどれだけ離れる必要があるのか?視聴距離からチェックしてみましょう。
我が家のリビングに大型テレビを置ける?
6畳あれば65V型が設置可能
大型テレビを見るためには広いリビングが必要と思いがちですが、4Kテレビの最適な視聴距離は画面の高さの約1.5倍とされています。視聴距離とはテレビが美しく快適に見える距離のことを言い、例えばパナソニックの65V型の4Kテレビの場合は高さが約90㎝ですから、その視聴距離は1.35mになります。
6畳の部屋の寸法はおおよそ2.6m×3.5m、レイアウト次第で6畳でも65V型のテレビが設置可能ということになります。
4Kテレビを美しく見るための距離が意外と短いことに驚く人もいらっしゃることでしょう。実は4KテレビとフルHD(フルハイビジョン)テレビでは視聴距離が異なります。4KテレビはフルHDより画素が細かいため、近い位置からでも画面が美しく見えます。ちなみにフルHDの場合の最適な視聴距離は、画面の高さの約3倍、49V型で約1.8mになります。
目や首が疲れないテレビの高さは斜め下!
下から見上げないよう注意を
テレビのレイアウトの際には高さにも注意が必要です。低いソファーに座ってテレビを見上げていると、目や首、肩が疲れやすくなります。本来、人間の視野は上方よりも下方が広いため、少し見下ろすようにするのが自然で、目や肩を疲れさせない高さです。
沈み込むソファーの場合は、思うより視線の位置が低くなります。テレビの位置を決める際には、いつもの場所にゆったり座って、楽に見える高さを探しましょう。
部屋を真っ暗にするのはNG!
間接照明でテレビの周囲に優しい明るさを
手軽にスタイリッシュに決まる、
グッドデザイン賞受賞の壁寄せテレビスタンド
それではテレビをセンス良く設置するアイデアをご紹介しましょう。4Kテレビの厚みは1㎝以下です。薄くて大きくて四角い形をしていると言うことは、絵画のようなもの。そこで生まれたのが「置く」ではなく「掛ける」という発想です。
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食事をしながらテレビをゆっくり楽しめる
テレビの周囲に収納をセット!
散らかりやすいリビングがすっきり片付く
リビングは収納が不足していることが多いため、どうしても散らかりやすい状況にあります。そんな時はテレビ周りに目を向けてみましょう。周囲に空間があったら有効活用!収納を取り付けてすっきり片付けてしまいましょう。壁から壁、床から天井までスキマなく取り付けることができる壁面収納なら、収納効率が高く、テレビや飾り棚、パソコンコーナーなども組み込むことができます。
テレビのレイアウトの工夫で、暮らしは更に快適になります。美しい映像を快適な視聴環境でご家族で楽しんで下さいね。
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