秋の夜長、夫婦でお酒を楽しんだり、家族で映画を見たり、はたまたひとりでゆっくり読書をしたり。そんな幸せな時間を更にロマンチックに盛り上げてくれる、手軽な間接照明や部分照明のアイデアをご紹介します
おしゃれなレストランやバーがお手本、
観葉植物を照らしてドラマチックに
日本の住宅では、部屋の中心に大きな照明器具を1つ取り付けるプランがよく見られます。このような照明スタイルは、全体を均一に明るくするのには向いていますが、部屋の印象が平坦になりがちです。
ホテルのおしゃれなレストランやバーが非日常的でおしゃれに感じるのは、空間の一部を照らす「部分照明」や、壁や天井を照らしてその反射の光で明るくする「間接照明」などを組み合わせて、光と影を巧みに演出しているからです。
このような光と影のコントラストを楽しむインテリアの演出は、夜が長い北欧の家庭でも、古くから親しまれてきました。
こちらの写真は、小さな床置きのLED照明で観葉植物をライトアップしています。小さな灯りをひとつプラスするだけで植物の陰影が光の中に浮かび上がり、驚くほどドラマチックな風景が生まれています。こんな素敵な空間で食事をしたりお酒を飲んだり、夜になるのが楽しみになりそうです。
まるで高級リゾートのような設えに、
ソファーやベッドが光の中に浮かび上がる
高級リゾートなどでベッドやソファーが光の中に浮かび上がっている光景をご覧になったことはありませんか?実はこれも、小さな灯りを使ったテクニックです。床置きの照明器具を使えば、我が家でも簡単に再現ができます。
こちらの写真は、長さ1.2mの床置き型のLED照明をソファーの後ろに置いた様子です。ソファーのシルエットがくっきりと浮かび上がって、部屋全体がロマンチックな印象になりました。こんなおしゃれなリビングなら、長い夜をムードたっぷりに過ごせそうですね。
おしゃれに演出するコツは、明るい部分と暗い部分のコントラストを付けて、くっきりとした陰影を生み出すことです。今年の秋は部屋の灯りを少し落とし、小さなランプを使って夜のインテリアを楽しんでみてはいかがでしょう。
リビングがプライベート映画館に、
優しい灯りの中で秋の夜長を懐かしい映画を見て過ごす
秋の夜長は、懐かしい映画を見てのんびり過ごすのもいいですね。その際は、テレビの周囲に灯りをひとつプラスしておくと、目に優しいプライベート映画館のような雰囲気が作れます。
テレビを見る際に、映画館のように部屋を真っ暗にしてしまうと目が疲れてしまいます。目に優しい視聴環境を作るコツは、周囲を暗くし過ぎないこと。部屋の照明を暗くして、テレビの後ろに優しい照明をひとつプラスすれば、目に優しく、気分も大いに盛り上がりそうです。
大型テレビの視聴距離や、我が家のリビングでテレビを快適に見るためのレイアウト方法についてはこちらのコラムで詳しくご紹介していますのでご覧になってみて下さい。 ⇒テレビの快適レイアウト!見やすく美しく、スタイリッシュな置き方のアイデア
お酒とおしゃべりが進むリラックス空間に、
植木鉢をはめ込めるフロアランプも
プライベートタイムに夫婦2人で、もしくは気のおけない友人たちとお酒を飲んだりおしゃべりを楽しんだり。そんな幸せな時間を、よりリラックスしたものにしてくれるのが、床を照らすフロアランプです。
床を照らすことで空間に落ち着きが生まれ、また目線が下がるためのんびりとリラックスした時間が過ごせます。フロアランプに植木鉢をはめ込むことができるタイプもあり、こちらは廊下や玄関に置いて、インテリアのアクセントにするのもステキです。
秋の夜長に読書を楽しむ、
ベッドサイドで大活躍するスタイリッシュなスタンド
秋の声が聞こえるこの時期は読書がはかどります。ベッドで寝入る前に読書を楽しむなら、目に優しい灯りを用意しておきましょう。こちらは、普段はベッドサイドにぴったりなムードある間接照明として、本を読む時には明るい読書灯として使える1台2役の卓上型スタンドです。
小さな灯りひとつで暮らしのシーンはこんなにステキに変わります。コンセントタイプのスタンド照明は手軽に使えて、効果が大きいインテリアエレメント。上手に使ってこの秋をロマンチックに過ごして下さいね。
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