小さな草花がある風景は、ほっと一息つける癒しのインテリアになります（ソッケルエールト花瓶 / イケア）
自然の緑がある風景は、心を癒し、インテリアに潤いを与えます。観葉植物は手間が掛かる、難しいと感じている方も、切り花や葉、小さなポットなら室内で手軽に楽しむことができます。今回は、家に居る時間がちょっと幸せになる、癒しをもたらす小さな草花の上手な飾り方をご紹介します。
キャビネットの余白に葉を一挿し、
ほっとひと息つけるインテリアに
収納のスキマに余白を作って葉を一挿し。小さな癒しが生まれます（グドタグバル花瓶 / イケア）
ぎっしり詰まった本棚や収納の一部に小さな花や葉を一挿し飾りましょう。ギュウギュウ詰めの収納は緊張感を感じさせますが、余白を作ることでゆとりが生まれ、ほっと一息つける癒しのインテリアになります。
スカンジナビアの伝統的なデザインからインスピレーションを受けた手描きの花瓶です。花瓶の周囲に小さなオブジェをレイアウトするとセンス良く決まります（グドタグバル花瓶 / イケア）
小さな葉の一挿しが、空間全体を生き生きとさせ、目に入るたびにちょっと幸せな気分になります。葉は花より長持ちするのもうれしいところ。花瓶のそばには写真立てやお気に入りのオブジェをレイアウトすると、おしゃれ度がぐんとアップします。
キッチンに小さなハーブガーデン、
楽しくて美味しい手軽な栽培キット
家に居る時間が長くなり、料理をする機会が増えた方も多いことでしょう。そんなキッチンでの時間に潤いを与えてくれるのが、小さなハーブガーデンです。
切り取った豆苗の根と茎を水栽培で育て、新芽の成長を楽しみにした方も多いのではないでしょうか。小さな植物が育つ姿を見るのは、なんだかうれしい気持ちになるもの、我が家でもいつも育てて、成長を楽しんでいます。
ハーブや小さな野菜をキッチンで育てることができる手軽なキット。容器が透明なので、底面の水が減ったら足すだけ。水やりのタイミングが分かりやすいので初心者でも育てやすくなっています（フレッシュフィール / 聖新陶芸）
写真の栽培キットは、ラディッシュ、サラダホウレンソウ、レタス、ベビーリーフミックス、パクチー、ミニトマトの6種類。栽培に必要なものがワンセットになっているので、手軽にミニガーデンが始められます。
我が家のキッチンで育った小さな野菜やハーブたちが食卓に並べば嬉しさひとしお。楽しくて美味しくて、心を癒す小さなグリーンたちです。
無機質なパウダールームに切り花を添えて
清々しく、水換えラクで長持ち
切り花や葉はリビングやダイニングに飾るものと思いがちですが、ぜひ飾ってほしいのが洗面所です。洗面所は外の光が入らないことが多く、暗くなりがちです。また洗濯室や脱衣室を兼ねているため、どうしても無機質な印象があります。
今年のトレンドカラーのクラシックブルーの花瓶。水差しとしても使えます。どこか懐かしいデザインが、無機質な洗面所にぬくもりを感じさせてくれます（ヴァリンゲン花瓶 / イケア）
そんな洗面所のカウンターの上に、切り花を一挿し。空間全体が清々しい印象に変わります。リビングや窓辺の切り花は、水替えに手間が掛かるので、つい忘れて枯らしてしまうこともありますが、洗面所ならその場ですぐ水替えができるのでとても楽。花を長持ちさせることができるのもうれしいですね。
テーブルには高品質なベースで
季節感ある設えを、いつもの食卓が華やぐ
食卓の上にも花を飾りましょう。いつもの食事がちょっとよそゆき気分に、料理も更に美味しく感じられるようになります。
テーブルの上に置く花瓶は、食卓に付いたときにお互いの顔が良く見えるように背が低いものを選んで。質の高い花瓶を使って、思い切り華やかにコーディネートしましょう。
デンマークのラグジュアリーテーブルウェア、ロイヤル コペンハーゲンの花瓶。生涯、花だけを描いているアーティストWouter Dolk（ワウタ― ドルク）によるデザインで、繊細な色合いが魅力です（アジサイベース ペールブルー / ロイヤル コペンハーゲン）
こちらは、ロイヤルコペンハーゲンの紫陽花モチーフの花瓶です。花びら一枚一枚を丁寧にハンドペイントした繊細な色合いがとても美しく、庭に咲くアジサイがそのままテーブルに現れたよう！季節感のある設えをすることで、家に居ながら四季を感じることができ、毎日をより豊かな気持ちで過ごせます。
1輪挿しとしても束でも絵になる伝説のイッタラの花瓶です。ナチュラルモダンなインテリアによく似合います（アルヴァ・アアルトコレクション ベース / イッタラ）
こちらは誰もが一度は目にしたことがあるイッタラの花瓶です。デザインはフィンランドが生んだ世界的な建築家デザイナーであるアルヴァ・アアルト、もはや伝説とも言える花瓶です。サイズやカラーが豊富なので、我が家のインテリアに合わせて選べます。清涼感があるので、食卓の上にぴったりです。
ハンギングなら省スペース、
フェイクグリーンの照明で木漏れ日を楽しむ
Ｓ字フックを使えば手軽にハンギングが楽しめます。ガーデン用の鉢は底から水が流れ出ますので、水漏れしないようバケツなどを上手に使いましょう。
草花を飾る場所がなかなか見つからない場合は、壁や天井から吊るして楽しみましょう。ハンギングスタイルなら、空間にさりげなく溶け込ませて飾ることができます。
壁に映し出される葉の影が美しいペンダントライト。簡易取り付け型なので、自分で手軽に取り付けができます（ミニフォレスティ ペンダントランプ / ディクラッセ）
本物のようなリアルなフェイクグリーンを利用するのも良いでしょう。フェイクグリーンは少し遠い位置において、シルエットや色を楽しむのがポイントです。こちらは、フェイクグリーンを模したペンダントライトで、木漏れ日のような光があふれ、自然の中にいるような癒しを感じさせてくれます。
小さな草花たちが、我が家を癒しの空間にしてくれます。上手に取り入れて、お家時間を更に幸せにお過ごしくださいね。
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