季節ごとに洋服を着替えるように、インテリアも少しだけ模様替えしてみませんか?大掛かりなことをしなくても、クッションカバーを着替えるだけで、季節にあった素敵なインテリアが作れます。今回は部屋に四季の指し色を取り入れる、春夏秋冬のクッション選びと、秋インテリアを作るラグをご紹介します。
クッションを指し色にすれば、
手軽に四季折々のインテリアが楽しめる
ファッションでも夏と冬とでは選ぶ素材や色が変わるように、インテリアも四季折々の装いをすることで快適な空間になります。
模様替えというと、ちょっと手間が掛かる印象がありますが、クッションを使って季節の指し色をプラスすれば、手軽に季節に合ったインテリアが作れます。指し色とはアクセントになる色のことで、部屋全体の印象を決め、また部屋がシンプルであるほどその効果が高まります。
クッションは小さくても存在感があり、目に付きやすいので、指し色として使うのにぴったりのアイテム。また素肌に触れる機会が多いので、季節ごとに合わせた素材を選ぶことで、毎日を気持ちよく過ごせます。
何よりクッションカバーを変えるだけならとっても簡単!使わない時はたたんで小さくなるので収納に困ることもありません。
上手なクッション選びのポイントは、季節に合った色柄や素材を選ぶこと、そして目立つアイテムだからこそ高品質なものを選ぶことにあります。
そこで今回は、インテリアの格上げをしてくれるヨーロッパの高級ファブリックブランド、フィスバのコレクションから、四季折々のクッションカバーと、秋から冬に掛けてのインテリア作りに欠かせないラグをご紹介します。
春~夏のクッション-
春は明るく軽やかに、夏は勢いよく鮮やかに
春のインテリアを作るイメージは、軽やか、芽吹き、明るさ、パステル、透明感、ナチュラル、木洩れ日など。春のクッションには優しく明るい花柄や、単色なら黄色や黄緑色、ピンクなど春の訪れを感じさせる明るい色を選びましょう。素材は、手触りのいい綿やポリエステルなどがおすすめです。
夏のインテリアを作るイメージは、勢い、鮮やか、元気、伸び伸びと、清涼感、爽やか、元気など。夏のクッションには空や雲をイメージする青色や白色、生い茂る木々の濃緑色など、勢いのある色を選びましょう。素材は、麻や綿などサラサラとした肌触りの自然素材がおすすめです。
秋~冬のクッション-
秋は豪華に艶やかに、冬は静寂な温もりを
秋のインテリアを作るイメージは、実り、豊か、深み、輝き、充実感、豪華さ、エレガントなど。秋のクッションにはボルドー、オレンジ、ゴールド、深みのあるブラウンなど、リッチで心豊かになる色を選びましょう。素材は艶やかで高級感があるシルクや、味わい深い皮革などもおすすめです。
冬のインテリアを作るイメージは、温もり、落ち着き、静けさ、柔らかさ、癒しなど。冬のクッション選びは、まず素材に注目しましょう。ファーやウール、カシミヤ、アクリルなど毛足が長いものや、ふんわりとした温もりを感じるもの、優しいベルベットなどがおすすめです。色は、茶色、紫色、赤色、アイボリー、ベージュ、ウォームグレーなど、暖色系を選びましょう。
秋インテリアを作るコツは、
ラグで足元に優しい温もりをプラス
秋から冬に掛けて、季節感のあるインテリアを作るコツは、足元に温もりを加えることです。フローリングそのままでは少し寒々しい感じがしますので、そこにラグを1枚プラスしてみてください。部屋全体が暖かな雰囲気になります。
ラグを選ぶ際には、デザインはもちろんのこと、素材とパイル高さにも注目しましょう。素材は素足で触れた時に気持ちのいいシルクやウールなどの天然素材がおすすめです。パイルとは表面の毛足のことで、高さがあるほうが沈み込むような柔らかい踏み心地になります。
季節感のあるインテリアは、心を癒し、家に居る時間をさらに幸せにしてくれます。クッションやラグを上手に使って、手軽に四季折々のインテリアを楽しんでみてください。
※コラムの内容や掲載商品は執筆時の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認ください。実施する際は、お客様ご自身の責任において行っていただきますようお願い申し上げます。