建物外部のメンテナンス
建物外部の劣化は、紫外線や湿気などの自然環境によるものが多くあげられます。
築10年以後にみられる劣化事例
- 外壁、屋根の色褪せや汚れが目立ってくる
- 外壁塗装が剥がれてくる
- 外壁のコーキングが劣化してくる(ひび割れ等)
- バルコニーの防水加工がなくなってくる(シートの剥がれや膨張)
- 外壁や屋根のひび割れによる雨漏り
- シロアリ被害
- 雨樋に穴が開いてくる、たわみが出てくる
屋根劣化
外壁ひび割れ
コーキング劣化
メンテナンス時期の目安は?
建物内部のメンテナンス
建物内部で特に劣化原因になりやすいのは湿気です。
また、毎日使っている設備機器も、ケアを怠ると劣化が進行しやすくなります。
築10年以後にみられる劣化事例
- お湯が出にくくなる、でなくなる
- 各種水栓の水漏れ
- エアコンの調子が悪い
- 襖、障子が傷んでくる
- 雨漏り、またそれによる天井・壁のシミやカビ・シロアリの発生
- シロアリ被害
- ドアの建てつけが悪くなる
- フローリングが色あせてくる、剥離や反りが現れる
- 畳が傷んでくる
- 設備機器(トイレ、浴室、キッチン、洗面化粧台)で各種不具合が生じてくる
雨漏り
シロアリ被害
メンテナンス時期の目安は?
このような劣化を防ぐためにも、
事前の点検および予防となる
メンテナンスが必要です。
また劣化を悪化させないためにも、
築年数が浅い住宅においては、
定期的なチェックとメンテナンスが必要です。
日常的なメンテナンスにより、
住宅の劣化を最小限に
とどめることができます。
外部のメンテナンスポイント
-
構造部・屋根
汚れやヒビの有無、色の変化や破損している箇所がないか確認する習慣を。
特に地震や台風の直後は、入念に異常確認。 -
バルコニー
排水口の定期的な掃除を。排水口がつまり、雨水があふれる原因となります。
-
外部建具
作動時の異常(異音)を感じたら早めの処置を。
無理に使っていると、サッシ枠の交換まで必要となることがあります。
レールのホコリやごみは故障の原因となるので、月に1回は取り除き作業を。 -
外壁
タイルは定期的な高圧洗浄をすることでキレイを長持ちさせることができます。
また、塗装は下地への水の浸透を防ぐ役目があるため、剥がれる前に早めのメンテナンスを。
内部のメンテナンスポイント
-
室内全体
湿気対策のため十分な換気と、水廻りや玄関などの湿気の溜まりやすい部分のこまめな掃除を。
-
壁・天井
シミや汚れが無いかなど確認。汚れ具合によっては洗剤で落とせます。
-
フローリング
日常は乾拭き、3〜6ヶ月毎にワックス掛けを。
(ワックスが不要なフローリングもあります) -
内部建具
5年毎に蝶番の増し締め、稼働部のシリコンスプレー塗布、建付調整を。
-
水廻り
排水管は使っているうちにカスが溜まってくるため、定期的な洗浄を。
それでも劣化は
避けられないものです。
おかしいな?と思ったら、
早めのご相談を!
長期延長保証について
築10年~15年の戸建て住宅に
お住まいの方で
野村不動産パートナーズによる
下記メンテナンス工事を実施すると、
10年間の長期延長保証
(構造躯体・雨漏り)が受けられます。
メンテナンス工事内容およびメンテナンス目安時期
築15年までにお申し込みいただくと、
さらに10年を野村不動産パートナーズが保証いたします。
長期延長保証範囲
構造躯体の他、外部からの雨水の侵入が保証対象となります。
メンテナンスの重要性
雨漏り被害を放置しておくと、メンテナンス工事にかかる費用よりはるかに金額が高くなってしまう可能性も。
雨漏りの影響でシロアリ被害にあった実際の事例写真
雨漏りは外部のいたるところから侵入し、
内部の劣化や
メンテナンス工事の発生につながります。
想定外の出費を抑えるためにも
備えあれば患いなし、
この機会に保険ご加入をご検討ください。